平成27年度 第29回異業種交流会(冬)

日 時 : 平成28年1月24日(日)10:00より受付開始、10:30開始
場 所 : ANAホリデイ・イン金沢スカイ(金沢市武蔵町)
会 費 : 2,000円(昼食代込み、ただし講演聴講のみは無料)
講 師 : 金沢工業大学情報フロンティア学部経営情報学科 教授 松林賢司先生
演 題 :「401k導入のススメと経営情報学科の新しい取り組み」

第29回異業種交流会は、会員15名、教員4名、合計19名が出席しました。

 今回は、経営情報学科 松林賢司先生が『401k導入のススメと経営情報学科の新しい取り組み』と題して講演を行いました。
松林先生は、三菱商事に入社してから中国でさまざまな新規事業の立ち上げに関わられた時の様子を写真を交えながら、
「中国では燃料型ベンチャーをはじめ、さまざまな化学製品の開発や事業の立ち上げに携わった。中にはとても儲かった事業もあったが、メーカーと違って採算がとれなくなったら事業をたたんで次に進むことができた。」と説明されこれまでの多くの実績をご紹介されました。
 今回の話題の1つにある大学の活用方法として、近大マグロや石川県内企業が扱う商品のブランド化を事例に取り上げ、「新しいビジネスの機会があれば、大学とうまく連携することでブランド化のお手伝いができる。」と参加者にアピールされました。
次の話題では、確定拠出年金401kの導入メリットについて説明し「個人も企業も両者にとってメリットがある401kはおすすめできる。将来の年金受給に不安がある人には検討の余地があるのでは?」と提案されました。
 最後に、経営情報学科での取り組みについては、「全学生の必修科目『プロジェクトデザインI,II』では、良いアイデアが出てくるが実現されずそのままになっていく点に着目し、より実践的な新しい実習科目として「ビジネスデザイン」に取り組んでいる。」ということで、今後の学生指導に対する先生の熱意も参加者に伝わってきました。

 懇親会は、会場をレストランへ移して行われました。参加者は、ビュッフェに並ぶ数々のおいしい料理を味わいながら、講師を囲んで和やかに意見交換が行われ、参加者は大変有意義なひと時を過ごすことができました。