「フォトギャラリー」カテゴリーアーカイブ

令和4年度金沢工業大学学位授与式及び同窓会入会式

令和4年度金沢工業大学学位授与式及び同窓会入会式

令和4年度金沢工業大学学位授与式が令和5年3月14日(火)午前10時より金沢工業大学第2体育館にて厳粛に開催された。
式典は国歌の静聴に始まり、学位記授与、学長式辞、学長表彰、在学生送辞、卒業生答辞、校歌斉唱の順で進行した。
ここで学位を授与された者は、課程博士(工学)3名、論文博士(工学)1名、修士(工学)169名、修士(理工学)12名、修士(心理学)5名の他、学部卒業生では、学士(工学)1,022名、学士(情報学)169名、学士(理工学)143名であった。このうち経工会の会員となる情報フロンティア学部経営情報学科の卒業生は61名おり、代表者として三ケ山優斗君が代表して学士(情報学)の学位記を学長より授与された。
続いて学長表彰が行われ、経営情報学科学位記授与の代表者となった三ケ山優斗君は、「各学科においてGPAポイントにより成績評価が最も優秀な者」12人及び「学長褒賞を18回以上受賞した者」6人に入る等、素晴らしい学業成績を披露した。
その後も卒業式は厳かに進行し、校歌斉唱を以って無事終了した。
続いて同窓会入会式となり、古橋孝美大学同窓会長が挨拶し、同窓会代表幹事となった航空システム工学科卒業生の安嶋市吾君による入会の宣誓が行われ、午前11時20分頃を以って、滞りなく終了した。

学科・専攻別学位授与式及び経工会入会式

学位授与式と同窓会入会式終了後は、各学科・専攻別学位授与式が各指定教室にて行われた。経営情報学科は、23号館5階教室にて、教員を代表して武市教授が63名の卒業生に卒業のお祝いと激励の言葉を手向け、無事、学科・専攻別学位授与式は終了した。
引き続き、学科同窓会である経工会入会式が行われた。高木由次会長から歓迎の挨拶に始まり、2名の卒業生代表幹事として保科洸成君(平本研)と杉田啓君(武市研)が紹介された。OBである経工会常任幹事の紹介もあり、卒業生諸君には経工会から入会記念品として経工会オリジナルトートバックが贈呈された。これを以ってすべての式典が終了した。当日は天候にも恵まれ、晴天のなか友人同士が互いに卒業を祝福しあう姿が晴れやかであり印象的であった。

第38回異業種交流会をWebで開催

日時:令和4年1月22日(土)13:300~、開場13:00開始
実施方法:オンライン(Zoom)配信及びライブビューイング(LV)
講演:情報フロンティア学部経営情報学科 徳永 雄一教授
演題:「IoTに関する研究内容紹介」
出席:会員14名

経工会では、ここ2年間、新型コロナウイルスの感染拡大により開催を断念していた「異業種交流会」をZoomの利用により令和4年1月22日(土)に開催することができました。
初めてのオンライン講演の実施ということもあり、こぶし会事務局多目的ホールでのライブビューイングも可能なハイブリッド型を採用いたしました。告知期間が1カ月にも満たない短期間であったにもかかわらず参加者数は14名を確保でき、静岡県や岐阜県からも参加がありました。
今回の「異業種交流会」は、講師に情報フロンティア学部経営情報学科の徳永雄一教授をお招きし、「IoT化する社会への対応」と題する講演を行っていただきました。
徳永先生の講演では、IoTはモノのインターネットとも言われ、日常生活においてもさまざまな道具にインターネットが接続され、社会におけるデジタル化の浸透はビジネス社会をも大きく変革させうる可能性を秘めている。デジタルテクノロジーと情報通信技術の開発分野は既に成熟期を迎えており、これまでの技術力主導の事業展開では成長が見込まれないことから、消費者需要の変化を見越した新たな付加価値を提供するためにIoT技術を活用したこれまでない観点からの消費者へのアプローチによって様々なビジネス市場において商品価値の変化が進んでいる。
データが主役のスマート社会では、AIで集めたデータや膨大なビックデータ等がIoT技術の進展によって誰もが扱えるようになった。最近メタバースという言葉をよく耳にするようになったとおもわれるが今や世界規模で注目を集めている。メタバースとは、インターネット上に構築された3D仮想空間のことであり、アバターを介して仮想現実による人間同士のコミュニケーションを可能とし、メタバース上で所有する土地や建物等を資産化し、ブロックチェーンにより所有権も証明されることから、メタバース関連事業は巨大市場に急成長しつつあるとの説明がなされました。
徳永研究室では、その研究テーマを「実際に行かなくても、特別な訓練しなくても、体力がなくても、ゲームをしているような感覚で好きな時間に作業できるメタバース技術を活用することでリアルな報酬を得ること。」としてIoT化する社会に対応した研究を行っている。「しいては未来を創造し、推進できる人材を輩出したい。」と結ばれ、質疑応答を含む90分にわたる講演を盛況のうち無事終了することができました。徳永先生始め参加者の皆さんありがとうございました。                  
幹事 今越

令和元年度 第37回異業種交流会(冬)

日時:令和2年1月26日(日)10:00受付、10:30開始
場所:ANAホリデイ・イン金沢スカイ
会費:2,000円(昼食込み、講演聴講のみは無料)
講演:金沢工業大学情報フロンティア学部経営情報学科 北川達也先生
演題:「ESGの概要について」
出席:17名(会員14名、教員3名)

今回は、経営情報学科 北川達也先生が『ESGの概要について』と題して講演を行いました。
SDGs により地球規模での環境・社会に関する課題に対して企業はそれらに取り組む機運が高まっている一方、ESGが投資家の投資機会のツールとなる点をわかりやすく説明され、大盛況のうちに終了しました。

令和元年度 第36回異業種交流会(夏)

日時:令和元年9月1日(日)10:00受付、10:30開始
場所:ANAホリデイ・イン金沢スカイ
会費:2,000円(昼食込み、講演聴講のみは無料)
講演:金子 肇 さん(経営情報工学科 H12年卒業、北村プレス工業株式会社 代表取締役)
演題:「中小企業がこれから生き残る道」
出席:会員14名

発想の転換で荒波を乗り切る

第36回異業種交流会は令和元年9月1日 、ANAホリデイ・イン金沢スカイで開かれ、会員ら14人が出席し、北村プレス工業社長の金子肇さん(平成12年)が「中小企業がこれから生き残る道」と題して講演しました。
 金子さんはまず、中小企業が抱える問題として後継者不足を挙げ、岡野工業株式会社を例に説明しました。同社は、深絞りという独自の技術で「痛くない注射針」を開発しましたが、2018年に廃業したそうです。金子さんは「最先端の技術力を受け継ぐ人がいなかったのは残念だった。私たちも他山の石にしたい」と話しました。
 さらに、機械加工によるアルミの試作品に特化した「HILL TOP株式会社」を取り上げました。ディズニーやNASAから依頼があるという同社は、“遊ぶ鉄工所”をモットーに鉄工所をサービス産業と位置付けています。そのような環境が社員のモチベーションを高めているとし、金子さんは「就職説明会に2000人が集まるほど人気がある。若者たちは活躍できるフィールドを求めている」と指摘しました。
 最後に金子さんは、今までの「作れば売れる」というビジネスモデルは成り立たず、大企業であっても生きるか死ぬかの転換点を迎えているとした上で、「中小企業も発想を180度変える必要があり、大きなうねりを乗り越えたい」と語りました。

(以上、文・写真はライターハウス様ご提供)

平成30年度 第35回異業種交流会(冬)

日時:平成31年1月27日(日)10:00受付、10:30開始
場所:ANAホリデイ・イン金沢スカイ
会費:2,000円(昼食込み、講演聴講のみは無料)
講演:金沢工業大学産学連携室 鈴木康允先生
演題:「白山麓の将来構想について」
出席:会員12名、教員 9名(合計21名)

会員12名、教員9名、合計21名が出席しました。
鈴木先生から白山麓キャンパスにおける今後の様々な実証実験構想について、写真や動画で詳しくご説明をいただき、経工会と教員の間で情報共有させていただきました。

平成30年度 第34回異業種交流会(夏)

日時:平成30年8月19日(日)10:00受付、10:30開始
場所:ANAホリデイ・イン金沢スカイ
会費:2,000円(昼食込み、講演聴講のみは無料)
講演:長谷川 渡 さん(経営情報工学科 2007年卒業、大学院 2009年修了 IT系企業勤務)
演題:「競技かるたに学ぶメンタル力強化術」
出席:会員16名

講師の長谷川さんは、IT系企業に勤務するエンジニアですが、趣味で石川県かるた協会に所属し子供たちの指導もされています。普段私たちにはあまり馴染みのない競技かるたとはいったいどのような競技なのか、またかるたとメンタル力がどのように関係するのか、講師の話が始まる前からすでに参加者からは興味津々の様子が見て取れました。

前半は、競技かるたのルールについて詳しく解説していただきました。札の並べ方、札の取得やお手付きの判断、勝敗のルールなど、話がどんどん核心に迫っていくと参加者から矢継ぎ早に待ってましたとばかりに次々と質問がなされ、長谷川さんは時折動画も交えながら未経験の参加者にもわかりやすく丁寧に説明されました。

後半は、脳科学に基づく思考方法について解説され、脳の科学的根拠をもとに物事をいかにポジティブ思考へ変えていくかを、かるたの練習や競技の場面でみられる具体的な例を挙げながら説明をされると、参加者からは「なるほど~」「そういうことか~」といった感心する声が次々あがるほどでした。また、質疑応答も活発に行われ、予定時間を過ぎるほどの盛り上がりとなりました。

続く懇親会は、会場をレストランへ移して行われ、参加者からは「参加してよかった。」「今日はためになる話を聞くことができた。」などの声も聞かれ、参加者は大変有意義なひと時を過ごすことができました。